Shibuya note

秦野市在住のデザイナー・Shibuyaのライフスタイルブログ。暮らしを彩るデザイン、ポテト、ハーブ、エッセイ、レシピなどを紹介します。

ワーキングメモリーを鍛えて脳を活性化させる音読の方法と筆者が感じた効果

このエントリーをはてなブックマークに追加

f:id:Autsby:20170508111701j:plain

 

 音読をすることは健康、特に脳に良い影響があると言われています。この記事では脳にどのような効果があるのか、具体的な音読のやり方、また僕自身が実践してみた結果をご紹介します。

 

脳の活性化に効果があるのは会話、そして音読

音読をする際の脳の働きで重要なのは「ワーキングメモリー」と呼ばれる短期記憶です。音読をする際はワーキングメモリーの機能によって目にした文字を一時的に記憶して、その記憶をもとに声に出して読んでいます。
これと同じように会話をするときにもワーキングメモリーの機能を利用しています。会話の場合は、相手の発言を一時的に記憶して、話のながれを保つように言葉を考えて自分が発言しています。相手の言ったことを記憶してから自分の言いたいことを考えて発言する分、会話の方がワーキングメモリーを十分に使っています。

この機能の許容量が少ない、または使わないことで衰えると会話や物語の流れがわからなくなったり、スムーズな会話がしづらくなります。

 

音読をすることで得られるメリット

音読だけに限りませんが、何か(例えば筋トレ等も)をするときその行動によって得られる効果を意識してするのとしないとでは、得られる効果に差があらわれます。なので、ワーキングメモリーを鍛えはじめる前に得られるメリットについて軽く知っておくといいでしょう。(*効果には当然個人差があります)

 

脳が活性化する

話すことで脳の前頭葉を中心に神経ネットワークが刺激されることで、脳の働きが活性化され、集中力や生産性の向上が期待できます。

 

コミュニケーションが円滑になる

ワーキングメモリーを鍛えて頭の回転が早くなることで相手の言ったこと、自分の言いたいことが早く頭に浮かんできて円滑な会話が楽しめます

 

認知症予防になる

脳の働きには酸素と栄養が必要なため、話すことで脳の働きが活発になると脳に酸素や栄養を運ぶ血流の流れが良くなり、それが脳の老化を防ぎ認知症予防へとつながります

 

ストレス解消になる。うつ、精神疾患ADHDへの効果

精神疾患ADHDは脳の前頭葉の機能に原因がある場合が多いと言われるため、話すことによって脳の血流量が増し、前頭葉を中心に刺激されることはこれらの改善に役立つでしょう

 

本が読める

これは直接脳に影響があるわけでは無いですが、本を読むことは生活の中でのメリットです

 

 具体的な音読の方法、意識したいこと

 音読は誰しも一度はしたことがあると思いますが、ここで紹介するやり方もとくに特別な音読ではありません。姿勢を正してリラックスして以下のことを意識するのがおすすめです。

 

1、時間:どのくらいやるか

音読をする時間は自由ですが最初は自分の生活の中で無理のない時間からはじめましょう。1日1分間でも、3分間でもいいです。そこから日ごとに時間を長くしてみましょう。僕は最初5分間からはじめましたが、やってみると最初は意外に長く感じるものです。そうやって伸ばしていき、長くても30-60分もやれば十分です。もちろん1時間以上自分の納得のいくまでやるのも自由です。

 

2、発声:はやさ

最初は普通のはやさで滑舌も意識しながら読んでみましょう。慣れたら滑舌が回る範囲でできるだけはやく読むようにしてみましょう。はやく読むことで脳の処理速度もはやまります。

 

3、題材:小説、教養本、雑誌、英語教材など

音読しているものがつまらないと長続きはしないので、自分が関心のある本や雑誌を選ぶとよいでしょう。中でも僕がおすすめするのは小説やエッセイ、体験記などです。

小説のように物語がある場合、読みながら文章を理解しその情景を浮かべることで、ただ読むよりも脳をたくさん使うことができます。また、英語をみにつけたいという人は英語の本を読むのもおすすめです。

 

音読ではなく黙読だと効果は無いのか

黙読だけでも文字を認知しているので全く脳を使っていないわけではありませんが、音読より効果は薄いでしょう。

  

 

筆者の結果

15分くらい高速で読んでみると分かりますが、読み終わった後の頭がジンジンする感覚は間違いなく脳を使っていると実感できます。また、朝起きてからやると目が冴え、夜眠る前にやると脳が疲れてすぐに眠くなります。(もとから寝つきはいいのですが)僕はそんなに他人との会話に悩みは無かったので会話の中で実感したことは少ないですが、もしかしたら滑舌や発声は良くなっているかもしれません。

メリットの項目で紹介したものは人によってはすぐに実感があるかもしれませんが、長く続けることで得られるメリットの方が多いと思いました。

 

 

ワーキングメモリ - Wikipedia

*参考:フリーペーパー「class A 薬局の健康情報誌 ライフ 2016 4月号」